昆布の栄養食べ過ぎは大丈夫?加熱しても減らない?

昆布の栄養食べ過ぎて大丈夫?加熱しても減らない? 昆布

昆布は出汁をとったり、そのまま食べたりと和食にとって欠かせない食材です。

栄養は豊富で体に良いとされていますが、

一方で、食べ過ぎるのは良くないとも聞いたことがありませんか?

ここでは、昆布の栄養は食べ過ぎて悪いことがあるのか、加熱して減らないのか、などについてご紹介します。

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昆布の栄養と効能・効果

 

昆布には、豊富な食物繊維やミネラルが含まれています。

食物繊維は腸管の老廃物を排除するのに働き、

様々なミネラルは新陳代謝を活性化する働きがあります。

 

カルシウムやビタミンも含まれているうえ、昆布はアルカリ性食品でもあり、

肉類や加工食品で酸性に傾きがちな身体を、弱アルカリ性に保つ効果があります。

身体にとって、良い成分がたくさん含まれています。

 

昆布の栄養に鉄分も含まれる?

 

もちろん、昆布にも鉄分が含まれています。

100gあたり2.4mgもあり、これはほうれん草よりも多い鉄分量です。

 

昆布の栄養食べ過ぎて悪いことは?吐き気はすることも?

 

鉄分を含め栄養価が豊富な昆布ですが、食べ過ぎるのはよくはありません。

 

昆布に含まれるミネラルの一つであるヨウ素は、甲状腺ホルモンの材料であり、

新陳代謝を促したり、成長を促進する働きをするため、体になくてはならないミネラルです。

 

ただ、過剰に摂ると、逆に甲状腺ホルモンが作られなくなり

甲状腺機能低下症になることがあります。

甲状腺機能が低下するとむくんだり、体がだるくなったり、

代謝が落ちて太りやすくなる、などの症状が現れます。

もちろん消化管の機能も低下するので、吐き気も誘発されます。

 

ヨウ素の取りすぎで甲状腺機能が低下すると、新陳代謝が低下するので

月経異常や不妊症を引き起こすこともあります。

 

また、昆布は食物繊維も豊富です。

食物繊維は消化に悪いので、甲状腺機能低下などの消化管の機能が低下した状態だと

嘔吐や嘔気を引き起こします。

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昆布の栄養食べ過ぎて悪いことは?妊婦は?

 

妊婦さんの場合には、ヨウ素の摂取量が制限されています。

一般に日本人成人のヨウ素一日摂取上限値は3mg/日と言われていますが、

一方で、厚生労働省の検討委員会では、

妊婦さんのヨウ素の摂取量は2mg/日までとされています。

それ以上が長期に渡ると、胎児への影響の可能性があるとされています。

 

なお、10g位の乾燥昆布を摂取すると、少なく見積もっても

ヨウ素を10mgも摂取することになります。

さらに、昆布出汁にもヨウ素が流れ出ています。

よって、妊娠中はできれば昆布出汁も控えるように言われています。

 

日本人の場合、海藻を一切食べない日でも

1日0.5mgのヨウ素を摂取していると言われているので、

日本に住んでいる限り、海藻を避けてもヨウ素不足にはなりにくいと考えられます。

 

昆布の栄養は加熱すると減る?

 

昆布から出汁をとるときに加熱しますが、

このときに水溶性食物繊維などが昆布から出てしまいます。

ただし、出汁をとった後の昆布にも

フコダインやアルギン酸などの食物繊維、ミネラルが残っています。

 

フコダインやミネラルは加熱によって分解されず、あまり減りません。

アルギン酸は加熱によって減りますが、それでも多くの栄養が残っていますので、

出汁をとった後の昆布も捨てたりせずに活用したいものです。

 

なお、加熱をすると栄養素が減りますが、ヨウ素についてはあまり減りません。

加工食品でもヨウ素はあまり減らないので、

ヨウ素の取りすぎには気をつけるようにしましょう。

 

昆布の栄養食べ過ぎは?加熱してもOK?:おわりに

 

昆布の栄養素や食べ過ぎ、妊婦への影響についてご説明しました。

昆布、というより、昆布に含まれるヨウ素を過剰摂取するのはよくはありません。

ただし、多く食べ過ぎたからといってすぐに甲状腺機能低下に陥るわけではありませんし、

ヨウ素の過剰摂取による症状は、ヨウ素の摂りすぎを止めると自然に回復します。

 

また、昆布は古くから日本の食卓に根ざした食材であり、

日本人は他の民族に比べてヨウ素による影響が出にくくなっています。

昆布をうまく使って、健康的な食生活を送るようにしましょう。

 

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