
「離乳食初期」は10倍粥などから始めます。
赤ちゃんが、お粥に慣れてくると、野菜などもあげられるようになります。
ほくほくして甘く、栄養たっぷりのかぼちゃは、とても食べやすく、赤ちゃんが「初めて食べる」おすすめの野菜です。
離乳食に使うかぼちゃの保存期間や保存方法、冷凍保存方法や解凍方法などについて、ご紹介します。
かぼちゃの離乳食の保存期間はどのくらい?
かぼちゃのおいしさや食感を伝えるには、できたてを食べてもらうのが一番です。
でも、調理している間に赤ちゃんが眠くなってしまった、お母さんが忙しくて
すぐ食べさせてあげられないなど、どうしてもタイミング合わないことありますよね。
せっかく作った離乳食がたくさん残ってしまうことも・・・。
そんな時は清潔な容器に入れて、冷蔵庫に入れて保存できますが、保存期間は長くて2日程度。
できるだけ、その日のうちに使い切るようにしましょう。
かぼちゃの離乳食の保存方法をご紹介!
かぼちゃは、「離乳食初期」頃から、食べることができます。
かぼちゃは皮にも栄養がありますが、固くて、苦みがあり、食物繊維が豊富なため、
消化器官が未熟な赤ちゃんには、取り除いてあげることが必要です。
かぼちゃの離乳食はゆるめのペーストからスタートさせましょう。
作り方(一人分)かぼちゃ15g
①かぼちゃを3㎝角に切り、皮を厚く切ります。
②鍋に水を入れて、10~15分ほど柔らかくなるまで、茹でます。
または、耐熱容器に入れてラップにかけ、500Wの電子レンジで1分程加熱します。
③かぼちゃをつぶします。
ビニール袋に入れて、綿棒でつぶす、少量の時は、ラップに包んだまま、指で簡単につぶせます。
また、裏ごし器や、マッシャーを使うと、より細かくつぶせます。
つぶした後は、茹で汁で少しのばします。
茹で汁の量を変えて、柔らかさを調整しましょう。
ペースト状のかぼちゃは、温めた牛乳でのばす、野菜スープを入れるなど、
アレンジすることができます。
また、離乳食が進むと、お粥やおやつにも加えることができ、長期間たいへん便利に使えます。
「離乳食後期」頃は、ゆでたかぼちゃを、少し固形を残してつぶすようにします。
カミカミできるようであれば、一口サイズに切って、蒸し器で蒸してもいいですね。
その日のうちに食べるのであれば、作った直後に、粗熱を取り、清潔な保存容器に入れて、冷蔵保存します。
ただし、一度、手を付けてしまったものは、保存せず、もったいなくても破棄しましょう。
食べ残した離乳食は、雑菌などが増えやすくなっていて、抵抗力の弱い赤ちゃんには心配です。
多めに作ってしまった、どうしても使い切れない時は、冷凍保存するようにしましょう。
かぼちゃは、生でも、加熱してペースト状にしたものでも冷凍することができます。
かぼちゃの離乳食の保存方法は冷凍!保存期間は?
離乳食作りは、赤ちゃんに合わせて細かく刻んだり、ペースト状にしたり、結構手間がかかってしまいます。
また、赤ちゃんが、1回に食べられる量は、特に離乳食初期では、ごく少量です。
時間がある時などに、まとめて冷凍保存しておくと、忙しい時なども便利に使うことができます。
都度、茹でたり、つぶしたり、鍋を洗う手間も省けます。
お腹をすかせた赤ちゃんを待たせたりすることもありません。
離乳食作りが、楽になると育児にも余裕ができてきますよね。
ごっくんと飲み込める「離乳食初期」の頃は、茹でてペースト状にしたかぼちゃを、
製氷皿に入れる、または冷凍保存袋を使って冷凍します。
もぐもぐできる「離乳食中期」の頃だと、柔らかく茹でたかぼちゃをフォークなどで
つぶしたもの、カミカミできる「離乳食後期」以降であれば、
一口大のものを1食分ごとにラップに包み、冷凍保存袋に入れて冷凍します。
たいへん便利な冷凍保存ではありますが、いつまでも食べられるわけではありません。
時間がたつにつれて、酸化や乾燥などで、品質はどんどん落ちていきます。
冷凍したかぼちゃの離乳食は、1週間を見安に使い切るようにしましょう。
もし1週間を過ぎたら、衛生面が心配なので、大人の料理に使うようにしましょう。
かぼちゃの離乳食の冷凍保存方法とポイント
かぼちゃの離乳食を冷凍保存するポイントです。
かぼちゃの加熱調理が終わったら、粗熱をしっかり取ります
熱いうちに冷凍すると、かぼちゃがいたんでしまいます。
かぼちゃは十分、冷ましましょう
冷ました後は、ペースト状のものだと、冷凍保存袋に入れ、綿棒などを転がしながら平らにしまします。
袋の上から、菜箸などで筋をつけて冷凍すると、パキパキと割って使うことができます。
薄くのばした方が、割れやすいですね。
離乳食の時期や用途に合わせた大きさのものをラップで包み、冷凍保存袋に入れます。
また、水分の多いものは、蓋つきの製氷皿なども便利に利用できます。
空気をしっかり抜いて密封しましょう
かぼちゃがいたんだり、風味が落ちたりしないように、冷凍保存の際の袋の空気は抜きましょう。
日付と食材名の記入
離乳食に使う食材は、かぼちゃだけではないので・・。
つぶしてしまうとわからなくなることがありますよね。
また、長期保存することで、冷凍焼けをおこし、品質が落ちることがあります。
それぞれ日付と食材名を記入するようにしましょう。
まだまだ、抵抗力の弱い赤ちゃんです。
新鮮なものを、購入後すぐに調理し冷凍するようにしましょう。
食中毒予防のために、清潔な器具を使うことも、忘れてはいけない大切なポイントですね。
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かぼちゃの離乳食の解凍方法
かぼちゃに限らず、離乳食は常温で解凍しないようにしましょう。
常温だと、細菌が繁殖しやすくなります。
鍋や電子レンジの解凍機能を使い、加熱して解凍します。
電子レンジは機種により解凍時間に違いがありますので、
丁度良い時間をはかっておくと良いですね。
一度、解凍したものを、再度冷凍すると、品質が落ち、美味しくありません。
また栄養もぐんと減ってしまいます。
かぼちゃの離乳食は再度冷凍しないようにしましょう。
離乳食作りを楽しもう!
かぼちゃの甘みは、赤ちゃんにとても好まれます。
また、加熱すると軟らかく、つぶしやすいので、かぼちゃは離乳食作りにたいへん便利な野菜です。
かぼちゃは栄養も豊富です。
赤ちゃんの食べる時期に合わせてアレンジもできて、離乳食全般に渡って使える野菜です。
新鮮なかぼちゃを上手に保存しながら、ぜひ「離乳食作り」を楽しんで下さいね。
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