妊婦食

妊娠が分かったとき、嬉しいのと同時に新しい命が

おなかの中にいることの責任感で不安に思うこともあるでしょう。

 

妊婦さんにとって、食生活はこれまでより重要なものになります。

妊娠中の食生活は、健康や感情に影響を与えるだけでなく、

おなかの赤ちゃんにも影響を及ぼします。

 

母体を通して赤ちゃんに栄養を与える必要があるため、

食べるものには気を配りたいですよね。

 

ここでは、妊婦さんが悩む食欲のお話しとおすすめの食生活についてご紹介します。

妊娠すると身体にどう影響するのか

妊娠初期、おなかの中ではすごいスピードで胎児の身体が形作られています。

まだ外見からは妊婦とわかりにくい時期ですが、徐々に母体にも影響を与え始めます。

 

妊娠6週目以降になると、本格的につわりや疲労感を感じるようになったり、

ホルモンバランスの変化によって食べ物の好みも変わることがあります。

食欲が低下したり、過食になる人もいますので戸惑う方は多いでしょう。

 

実際、「妊娠初期が特に苦しかった」と話す人も少なくありません。

辛いときは無理して食べようとせず、休めるときにしっかり休むようにしましょう。

ただし!栄養不足や過度の減量には十分注意してくださいね。

 

そして、妊娠16週目の安定期に入ったころから少しずつ食欲が回復してきます。

つわりなどの関係で今まで食べれなかった分、その反動でとにかくお腹が空く時期とも言われています。

食事が美味しく感じられるようになって、つい食べ過ぎで体重が激増してしまうなんてことも・・・

難しいとは思いますが、誘惑に流されず、ぐっと堪えるよう注意してくださいね!

 

出産に向けて適度な食事と体力維持を心掛けましょう。

妊娠中におすすめの食べ物

何度も言いますが、おなかの赤ちゃんは母体を通じて

栄養や酸素を受け取りながらすくすくと成長していきます。

なので、食生活や体力づくりには特に気を付けたいですよね。

 

妊娠中の食生活で重要なポイントは、やはり「バランスの良い食事」に限ります。

その中でも、積極的に取っておきたい栄養素は何か、次で詳しくご紹介します。

緑黄色野菜

緑黄色野菜には、ビタミン、葉酸、カリウム、鉄分、カルシウムなどが豊富に含まれています。

特に枝豆やほうれん草などの葉酸には、赤ちゃんの成長を促進させる作用がある他、

授乳中の場合は、母乳をつくるのをサポートする働きがあります。

 

成人の場合、一般的な食事を取っていれば葉酸が不足することはないといわれていますが、

特に妊娠初期の妊婦さんに不足しがちな栄養素となりますので、

積極的に取ることをおすすめします。

肉・魚の赤身

肉や魚の赤身には、赤ちゃんの筋肉や血液の元となるタンパク質と鉄分が豊富に含まれています。

 

赤身肉は、肉の部位の中でも比較的脂肪の少ない部位で、

ダイエットとしても重宝されているうえ、お値段もリーズナブルです。

 

ただし、同じ食品ばかり偏って食べてしまうとアレルギーの原因となるおそれがあるので、

なるべくさまざまな食材からバランスよく取り入れることをおすすめします。

乳製品

牛乳やチーズなどの乳製品には、カルシウムが豊富に含まれており、

赤ちゃんの骨や歯を作るのに必要となります。

 

母体からカルシウムを吸収するので、不足した状態ですと妊婦さんの身体に影響を及ぼします。

また、カルシウムは身体の維持機能を整える役割を持つため、積極的に取るようにしましょう。

大豆・きのこ類

    玄米や納豆、そしてきのこ類は、食物繊維が豊富ですので、

    便秘予防にも効果がありカロリーが低いので、妊婦さんの体重管理に適しています。

     

    その他にも、妊婦さんにとって必要な栄養素がたくさん含まれておりますので、

    バランスの良い食事が必要な妊婦さんにとって欠かせない食材でしょう。

    逆に控えたほうが良い食べ物

    ここまで、妊婦さんが積極的に取るべき栄養素についてご紹介しましたが、

    逆に、妊娠中に控えたほうが良い食材についても知っておくべきでしょう。

     

    普段は気にせず口にしている食材でも、妊婦さんにとっては危険となる食べ物もあります。

    妊婦さんの健康だけでなく、赤ちゃんの発育にも敏感に反応しますので、

    次では、特に気を付けたい食べ物やポイントについてご紹介します。

    魚介類

    魚の一部には、水銀が体内に残留していることがあります。

    水銀は、おなかの赤ちゃんの発育に影響を及ぼすおそれがありますので、

    魚を食べる際は、十分に火を通してから食べるか、量に注意して食べましょう。

    生肉

    生肉や火が十分に通っていない肉を食べると、

    腸管出血性大腸炎やトキソプラズマなどに感染するおそれがあります。

    トキソプラズマは、ネコ科動物との接触や生肉などから感染するといわれています。

    特に、妊娠初期に感染すると症状が重症化してしまうためより注意が必要です。
    妊娠中は生肉で食べるのは控え、しっかり加熱してから食べるようにしましょう。

    生卵

    生卵には、サルモネラ菌が潜んでおり、それが体内に入ると食中毒の原因となります。

    サルモネラ菌は、主に卵の殻に付着しており、殻を割ったときに混入することがあります。

     

    おなかの赤ちゃんに直接影響することはありませんが、

    薬が飲みづらくなったり栄養バランスに影響を及ぼすおそれがありますので、

    なるべく妊娠中は生で食べるのは控え、よく過熱して食べるようにしましょう。

    合成添加物を含む加工食品

    カップラーメンなどの一部合成添加物を含む食品を食べるときは、十分注意しましょう。

    合成添加物は、アトピーやアレルギーを促す原因になります。

    さらに、染色体異常や遺伝毒性、妊娠障害など胎児にも影響を及ぼすといわれていますので、

    特に妊娠中は、原料など安全性が不確かな食品はなるべく控えることをおすすめします。

    妊婦さんの食べ物|赤ちゃんの健康が気になる方必見!:まとめ

    おなかの中の赤ちゃんは、お母さんから受け取ったものを身体の外に出すことができないので、

    普段よりも食べるものには注意が必要です。

     

    また、何かと心身にも負担を受けやすい時期なので、

    家族のサポートを受けながら無理せず休めるときは休むようにしましょう。

     

    出産までは長い時間に思うかもしれませんが、

    自分に合った食生活を模索しつつ妊娠生活を楽しんでもらえたら幸いです。