梨の賞味期限を見た目で判断する場合の目安をお伝えします

梨の賞味期限を見た目で判断する場合の目安をお伝えします

シャキシャキとした食感と、みずみずしさがとても美味しい果物「梨」。

梨は食べごろになると収穫され、収穫後はすぐに出荷されるので、収穫の時期がそのまま「旬」の時期になります。

 

品種により、収穫時期が異なりますが、早いものだと7月ごろから「幸水」などが出回り始めます。

8~9月ごろには、たくさんの梨が旬のピークを迎えますが、「愛宕梨」や「新雪」など、11月ころから旬を迎えるものもあります。

そんな梨の賞味期限について、見た目で判断する方法などについてご紹介します。

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梨の賞味期限は短い?見た目で判断する基準

 

梨は追熟させて食べる果物ではなく、あまり日持ちはしません

収穫された梨は、木から実が切り離されると、

自ら持っている糖分や水分を使って呼吸を始めます。

そのため、時間がたつにつれて

甘みや栄養がどんどん失われ、品質も落ちていきます。

梨はギリギリまで枝についているものほど、甘くて美味しい果物なのです。

 

梨の新鮮さを、目で見て判断できる方法はないでしょうか。

まずは、軸がしっかり付いているものを選び、傷んでいないかどうか確認します。

ハリがあり、固くしまっていて、ずっしりと重い梨を選びましょう。

ずっしりと重いものほど、実がしっかり詰まっています。

軽いものは、実がスカスカしているものがありますので、気を付けましょう。

 

梨は腐ってくると、見た目でもはっきりと変化がわかります。

カビが生え、芯の部分が黒く変色してきます。

そんな梨を切ってみると、中心部がぐちゃぐちゃに変色しています。

 

梨の皮の表面はザラザラしていますが、これは石細胞という食物繊維の一種です。

このザラザラが梨の中に水分を閉じ込めています。

梨は熟していくほどツルツルになりますので、

触ってみて、ザラザラしている梨ほど未熟な梨です。

 

 

梨の賞味期限はどれほど?

 

梨はどれくらい、日持ちするものなのでしょうか。

品種により異なりますが、おおよその目安は

常温保存で3~4日ほど、冷蔵保存で1週間ほど、

冷凍すると1ヶ月ほど保存ができます。

 

切ってしまった梨は、りんごやバナナと同様に酸化が始まり、

水分が多いため、どんどん傷んでいきます。

必ず冷蔵庫に保存し、出来るだけその日のうちに、

遅くても1~2日のうちに食べてしまいましょう。

 

切った梨は砂糖を入れた水に漬けておくと、

ある程度の酸化を防ぐことができます。

レモン汁をかけてり、塩水に入れる方法もありますが、

梨本来の味がやや失われてしまいます。

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梨の賞味期限を延ばす保存方法

 

梨の保存に重要なのは、とにかく「乾燥から守ること」です。

新聞紙やキッチンペーパーで1つ1つ包み、

ビニール袋やジップ付きの袋に入れて野菜室で保存しましょう。

 

梨のヘタの部分を下向きにすると、長持ちします。

梨はヘタから酸素を取り入れるので、

ヘタを下にすることで呼吸を抑えることができるのです。

また、冷たくした方が梨の甘味をしっかりと感じることができます。

 

常温保存もできますが、冷蔵保存よりは日持ちはしません

梨は約90%水分でできているため、温度変化に弱く、

特に夏場に常温で保存すると、中の水分が蒸発してしまうことがあります。

新聞紙に包みビニール袋などに入れて、

暑い場所は避け、風通しの良い冷暗所で保存しましょう。

冷暗所で保存する方が、水分を消費しにくく、品質が保ちやすくなります。

 

切った梨は、空気に触れないようにラップに包む、

タッパーなどでしっかり密封するなどしてから冷蔵庫で保存します。

 

また、梨の冷凍保存はあまりおすすめできません。

解凍した時に実が崩れてしまい、梨本来の味が楽しめなくなります。

もしどうしても冷凍する時は、

皮や芯を取り除き、薄くスライスして保存しましょう。

解凍してシャーベットやスムージー、料理の隠し味や、ピューレなどに使うと良いでしょう。

ピューレ状の梨に含まれる酵素が肉を軟らかくする効果があります。

 

梨の見た目の鮮度と食べごろを判断する方法

 

日本の梨には「赤梨」と「青梨」があります。

それぞれの品種がわかれば、その色の変化で

「食べごろ」を判断することができます。

 

「赤梨」は、

  • 幸水
  • 豊水
  • あきづき
  • 新高
  • 秋栄
  • 新興
  • 南水

など。甘味が強く、果汁がたっぷりでみずみずしいのが特徴です。

「青梨」は

  • 二十世紀
  • かおり
  • 菊水
  • なつひめ
  • あきひめ

など。シャリシャリした食感で、さっぱりした味がします。

 

甘味が増して、食べごろになると、「赤梨」は黄色から赤みがかった褐色に、

「青梨」は黄緑色から黄色に変化します。

二十世紀は、黄緑色の中に黄色くなった部分がまだらに入り、

虎の模様に似ていることから「虎熟れ」と呼ばれ、

この時がもっとも美味しい状態になっています。

 

新高の場合は注意が必要で、赤みが出るころは

熟し過ぎていることが多い為、黄色っぽいうちに食べた方が良いでしょう。

 

梨はヘタの方ではなく、おしりのほうに甘味がたまっています。

高さのあるまん丸い梨よりも、少し平べったく、

おしりがどっしりした形の梨の方が甘味は強いようです。

 

また、同じ品種の梨ならば、大きい方の梨を選んでみましょう。

「大きいと味が薄く、大味になる」と思われがちですが、

梨の場合は大きい方が味は濃く美味しいものが多いですよ。

 

梨がダンボールごと、ど~んと届いてしまった時などは、

まずは品種を確かめて下さいね。

できるだけ早く食べるのが大切ですが、なかなかそうもいかないときは、

梨を乾燥から守るための保存をしっかりして下さい。

保存の仕方で、日持ちする期間も変わってきます。

また、梨を食べるときは、1時間くらい前から冷蔵庫で冷やしておくと、

さらに甘味が感じられ、美味しくいただくことができます。

 

梨に関する雑学と知識:梨の栄養と効能

 

梨には、疲労回復に効果がある「アスパラギン酸」が多く含まれ、

運動後の体力消耗や夏バテの解消などに役立ちます。

また、糖アルコールの一種の「ソルビート」が豊富に含まれ、

咳止めや解熱効果があり、風邪の時などにも活躍してくれます。

その他、腸の働きを助ける「食物繊維」や体からナトリウムを排出して

高血圧予防にも効果がある「カリウム」も豊富に含まれます。

 

梨は約90%が水分で、汗をかいた時などに

失われた水分を補給するときにも役立つ果物です。

 

梨の賞味期限を見た目で判断する方法:まとめ

 

梨は収穫期が少しずつ違うため、旬の時期には、

品種の違う様々な味を楽しむことができ果物です。

ぜひ「梨の季節」を楽しみましょう!

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