牛乳の飲み過ぎと太る要因との違いとは!?知りたい牛乳豆知識

牛乳の飲み過ぎと太る要因との違いとは!?知りたい牛乳豆知識 牛乳

よく聞きますよね、牛乳の飲み過ぎは太るという噂。

何でも飲み過ぎは良くないと思うのです。

でも何となく、牛乳が優等生だからダメな点を強調している感じもあります。

明治時代に福沢諭吉も飲んでいた牛乳の豆知識をお伝えします。

牛乳の飲みすぎと太る原因の関係などをご紹介します。

スポンサードリンク

牛乳飲みすぎると太る!そのメカニズムとは?

 

牛乳を飲み過ぎると太るのは当然です。

牛乳は水と違って、カロリーがあります。

それ以上に大切なポイントは、人によって飲み過ぎと感じる量が異なることです。

「牛乳は体にいいから飲みましょう!」

日本全国で大々的にキャンペーンが展開されました。

 

「牛乳=健康」このイメージも日本人の頭の中に徹底的に刷り込まれました。

第2次世界大戦の後、給食が始まった時は牛乳だけでした。

訂正します、正確には脱脂粉乳です。

 

体格向上のために行われた牛乳を飲もう!キャンペーン

どうしてこんなにも牛乳を飲ませようとしたのでしょうか?

よく言われていることは、日本が戦争に負けたのは

欧米人に比べて体格が劣ることが原因だという説があったことです。

 

ですから、戦後の日本は明治維新の時のように、

「欧米に追い付け追い越せ」を目標にガムシャラに頑張りました。

体格の向上のために、牛乳を飲むことと、

パン食そして食事の洋風化と運動することです。

 

若い方にはピンと来ないかもしれませんが、

昭和の時代の学校給食はパン食でした。

ご飯のメニューはなくて、カレーでもパンがついていました。

ヨーグルトは加糖タイプだけで、チーズはベビーチーズだけでした。

ホット牛乳の膜は食べる?美味しいの?含まれる栄養素とは

結核を克服した食事の洋風化と牛乳生活

映画「となりのトトロ」をご存知ですか?

サツキとメイのお母さんは入院していましたね。

全国にあった「国立療養所」、現在では「医療センター」と呼ばれています。

この病院は元々、結核の治療を行うためにつくられた施設です。

結核は抗生物質を投与して治療しますが、

同時にご馳走を食べるとことも必要とされていました。

 

治療食はその当時の一般の食事より高カロリー・高たんぱくのものです。

栄養を摂るために、牛乳も毎日1本必ず献立に入っていました。

日本人の食生活にまた牛乳が馴染んでいない頃で、牛乳がニガテな方も多く

「牛乳を飲まないから、結核が治らない」とまでいわれて、

困った患者さんも多くおられました。

 

昭和30年代中頃の結核患者の治療食は、

昭和の最後の頃の一般の治療食と同じくらいのカロリーです。

日本人の食生活はそれほどカロリーも少なく、特にタンパク質と脂質が少なかったのです。

 

牛乳の飲み過ぎで太るのはカロリーの摂り過ぎ

長い間、牛乳信仰ともいえるほど牛乳を飲むようになりました。

同時に牛乳や乳製品を好むようになった日本人は、

摂り過ぎの状態になってしまったのです。

理想としては、10代から20代の女性は体が完成する時期ですので、

牛乳を最低200ml、できれば400ml飲むことをおススメします。

 

牛乳ばっかりは嫌だなと思うのであれば、

牛乳を200mlとチーズかヨーグルトをどちらかに置き換えてください。

女性の人生のパートナーはダイエットでもありますので、

食べ物の置き換えテクニックは少しずつ覚えておくと便利です。

 

もし、あなたが運動部であれば牛乳200ml+チーズ+ヨーグルトをオススメします。

将来、あなたがおばあちゃんになった時に骨粗しょう症にならないようにするためには、

10代の時に丈夫な骨を作る必要があります。

牛乳を毎日、適量飲みましょう。

スポンサードリンク

牛乳の飲み過ぎは体脂肪の蓄積が原因で太る?

 

牛乳の飲み過ぎで太るのは、カロリーの摂り過ぎと長々と説明しましたが、本当でしょうか?

 

日本の女子中学生を6年間高校卒業まで追跡調査した結果

日本の女子中学生・高校生を対象にして、

牛乳の摂取と体脂肪率について6年間調査を続けた結果が報告されています。

「牛乳を1日に200ml以上飲む」グループから

「1日に牛乳をほとんど飲まない」グループまで4つに分けて追跡調査をしたものです。

 

6年間の追跡最後の高校3年生の段階で、「牛乳を多く飲む」グループが

「牛乳を飲まない」グループより体脂肪率が低いという結果が出ました。

ということは、「もしかしたら牛乳は体脂肪率を減らすことに関係しているかもしれない」

という仮説が成立します。

中学生の時から追跡調査された皆さん、お疲れ様でした。

 

乳業メーカーの勤務者及び家族を対象にした調査結果もある

この他に、乳業メーカーに勤務する20代から60代の従業員

プラス家族合計8,659名を対象とした調査結果もあります。

牛乳及び乳製品の摂取量と厚生労働省の特定健診で使用される

メタボリックシンドローム判定基準をリンクさせたものです。

 

調査結果は、牛乳・乳製品の摂取量が多い人は

メタボリックシンドロームの病気になっている率が低いというものです。

メタボリックシンドロームの病気のなかで、

「ウエスト周り」と「血圧」は簡単にわかるのですが、もっとすごい結果も出ました。

 

牛乳・乳製品を多く食べるグループは中性脂肪が低く、

善玉コレステロールのHDLが多いという衝撃的な結果です。

どこが衝撃的かと言うと、「牛乳・乳製品に含まれる乳脂肪は、体脂肪を増やさないで、

もしかしたら減らしているかもしれない」という仮説が成立するからです。

 

調査した医師のグループは「牛乳・乳製品を食べることは

メタボリックシンドロームを構成する要素に関連している」と報告しています。

調査した医師のグループと協力した乳業メーカーの従業員の皆さんと

ご家族の皆さん、お疲れ様でした。

 

牛乳の飲み過ぎは太る?:まとめ

 

牛乳の飲み過ぎで太るのは、カロリーの摂り過ぎです。

そして、牛乳を多く飲んでも体脂肪の蓄積が原因の肥満はほぼ否定されました。

どちらかといえば、牛乳を多く飲んでいる方が健康な人が多いという結果が導かれました。

怖がらないで、牛乳と上手に付き合ってください。

そして、興味があれば健康や栄養の進路も視野に入れてください。

健康や栄養に関する学問は、とても楽しくて役に立ちますよ。

牛乳を温めると栄養は壊れる?いまさら聞けない牛乳の話とは?

こちらの関連記事もご覧ください↑

 

スポンサードリンク

コメント