にんにくを冷凍すると変色・透明に?アリシンや栄養は大丈夫?

にんにくを冷凍すると変色・透明に?アリシンや栄養は大丈夫? にんにく

にんにくを料理するたびに、下処理をするのは、面倒だと思う方も多いと思います。

それなら、まとめて下処理をして冷凍したら、変色したり透明になったりして…。

これって食べても大丈夫?アリシンや栄養効果は?バッチリお答えします。

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にんにくを冷凍したら変色して透明になる原因と対策

 

頑張ってにんにくをまとめて下処理をして冷凍したのに、使おうと思ったら透明に変色。

料理の手も止まりますし、テンションも急降下。

落ち着いてください、大丈夫です。

 

にんにくを冷凍した時に透明に変色する原因は、にんにくの中に含まれている水分が原因です。

冷凍によって、水分が膨張して、細胞膜が破壊されてしまった状態になっている状態です。

このように透明になった冷凍にんにくを解凍して、生で食べると水っぽく感じます。

ですから、透明になったにんにくは、必ず加熱して使用してください。

 

加熱することで、水分が飛んで、いつものにんにくになります。

加熱して使用するときは、解凍せずに凍ったまま調理してください。

にんにくの水分が膨張しているので、解凍するとドリップになってしまいます。

そして、にんにくもフニャフニャな抜け殻になってしまうだけです。

 

にんにくを冷凍するときにできる対策は、かけらのまま冷凍するときは、水分をよくふき取ることです。

キッチンペーパーでこすらないように水分をとって、ジッパーバッグに平らになるように入れます。

空気をしっかり抜いて、冷凍庫に入れましょう。

 

一般に、野菜は収穫直後には水分をたっぷり含んでいます。

冷凍するときは新鮮なものを下処理してしまうのがベストですが、この水分がネックになることもあります。

どうしても透明になることが気になるようであれば、かけらのまま冷凍しないで、

スライスしたり、カットしたりした状態で冷凍保存することをオススメします。

 

また、5月から6月には新物のにんにくが出回ります。

新物は、特に水分を多く含んでいます。

新物の独特のみずみずしさを味わうことを目的にしていますので、乾燥をほとんどしていません。

ですから、冷凍すると透明になりやすくなります。

 

この新物にんにくは、冷凍保存を避けましょう。

購入してから自宅の風通しの良い日陰に網に入れて重ならないようにして

干しておく保存方法をおすすめします。

 

すりおろしにんにくを冷凍すると変色して緑色になる原因と対策

 

すりおろしにんにくを冷凍すると、変色して緑色になることがあります。

にんにくの疲労回復効果には影響はありませんので、食べても大丈夫です。

でも、変色して緑色になったにんにくはパスしたくなります。

変色して緑色になるのは、すりおろすことで、にんにくが酸化したからです。

 

にんにくはすりおろしても、すぐに色は変わりません。

時間が経つと緑色に変化します。

にんにくはもともと鉄分を含んでいます。

すりおろすとにんにくのニオイや辛みの成分のアルキルサルファイド化合物がゆっくりと分解します。

そして、にんにくの鉄分と反応して緑色になっていきます。

 

すりおろしにんにくの変色を防ぐ方法は、金属製の調理器具を使用しないことです。

セラミックや陶器、プラスチックのおろし器を使用しましょう。

また、冷凍用にジッパーバッグに入れるときや処理するときの包丁

金属製のものを使用しないようにしましょう。

できれば、シリコーンのヘラやセラミック包丁を使ってください。

 

にんにくのニオイが気になる方は、にんにく専用におろし器やヘラを決めておくと安心です。

また、にんにくの芽が出る時期に変色しやすいので、にんにくを真ん中でタテに切って、

芽の部分をとって、白い部分だけを使うことも効果があります。

芽の部分をとることで、酸化しにくいといわれています。

 

にんにくを冷凍しても栄養は損なわれない?

 

にんにくを冷凍しても、栄養は損なわれることはありません。

どちらかというと、芽が出た方が栄養は損なわれています。

植物は外から栄養を取り入れない限り、自分の持っているもので発芽します。

ですから、芽が出たということは、そのためにたくさんの栄養分を使ったということです。

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にんにくを冷凍してもアリシンは損なわれない?

 

にんにくの栄養成分は、独特のニオイのもとになるアリシン以外はビタミンB群とカリウムです。

アリシンは、滋養強壮剤のアリナミンの名前の由来でお馴染みです。

そして、加熱に弱い性質があります。

しかし、油といっしょに使うと加熱しても効果は損なわれません

ですから、煮込み料理に使うときも炒めてから使いましょう。

 

そして、アリシンは加熱に弱いのですが、冷凍には変化しません。

冷蔵庫や冷凍庫ににんにくのニオイが充満した経験をお持ちの方も多いと思います。

にんにく独特のニオイがあるということは、アリシンも損なわれていない状態です。

とってもわかりやすい性質です。

 

また、アリシン以外のビタミンやカリウムは水溶性の成分です。

ドリップを捨てなければ、栄養価は保たれています。

 

にんにくの正しい冷凍方法と解凍方法

 

冷凍の基本は、新鮮な食材を使って、そのまま調理に使える状態にして冷凍しておくことです。

もう一点は、保存する袋の中に食材以外の余分な水分や空気を入れないことです。

特ににんにくは加熱するだけでなく、生で食べることもあります。

冷凍保存期間は2~3週間を目安にしてください。

 

保存期間を長期化するために薄皮をつけたまま、かけらごとに保存することもできます。

この場合は、もう少し長い期間保存が可能という人もいます。

ただし、保存期間が長期化すると、ニオイが抜けていきます。

ニオイが抜けるということは、アリシンの効果がなくなることです。

 

にんにくの場合、すぐに使える状態は、切ったり、すりおろしたりしておくことです。

丸のままではアリシンの効果が料理に生かせません。

切る時やすりおろすときは、変色を避けるために金属製の調理器具を避けます。

また、時間が経つと変色しやすいので、手早く冷凍します。

切ったものは、1回分をラップに包んでから、ジッパーバッグに入れます。

すりおろしたものはジッパーバッグに入れてから、菜箸で線をつけておくと、折りやすくなります。

どちらにしてもなるべく平らにして、空気が入らないようにします。

 

そして、調理するときは、解凍しないで使います。

でも、すりおろしをタレに混ぜる時は、自然解凍がおすすめです。

そうはいっても、自然解凍するとどうしてもドリップが出てしまいます。

ドリップごと使用すれば中に溶けた成分も捨てないで利用できます。

ということは、生食用は冷凍しない方が良いということになります。

そして、冷凍したにんにくは凍ったまま加熱する料理に使用する方が賢明です。

 

凍ったままのにんにくを炒めるときに気をつけること

 

にんにくは、冷凍のまま加熱して使用することをおススメしました。

あなたは、にんにくや生姜を炒めるときに、どのタイミングで入れますか?

熱したフライパンに油を入れて、油の温度があがってから炒めることは調理の基本です。

油が冷たい時に食材を入れると、美味しい炒め物になりません。

 

でも、にんにくや生姜、トウガラシは油が冷たい時に入れる方がいいのです。

油が冷たい時に入れてから火をつけ、弱火か中火で加熱することで、ゆっくりと火が通り、油に香りが移ります。

熱い油に入れると、細かく切ったニンニクなどはすぐに焦げてしまいます。

せっかくの炒め物が、焦げたニオイのついた油で作ることになってしまいます。

 

また、ゴマ油やバターだけで炒める時も大変焦げやすくなります。

調理に自信がない方は、ゴマ油やバターの量を少し減らして、その分サラダ油を加えます。

これだけで、油が原因で焦げることもなくなり、油の風味を生かした料理に仕上がります。

 

おまけのおまけ:我が家のにんにく事情

 

私はテレビで、イタリアンのシェフが包丁でにんにくを潰すのを見てから、にんにくは切りません

いかにも料理上手でカッコイイと思ってしまったことが理由です。

家族がにんにくをあまり好きではないこともあって、

細かく切るとニオイがきつくなるので、かけらを潰して使います。

 

にんにくは胃腸に刺激を与えるので、食べ慣れないと、効果があり過ぎて困ることもあります。

トイレにダッシュは避けたいですから。

冷凍庫から、化石のようになったにんにくを発掘したことは何回もあります。

そして、冷蔵庫にニオイを充満させたこともあるので、にんにくは常温保存です。

網に入れて家族の目につかない日陰に、ひっそりとぶら下げています。

まるでドラキュラ除けのおまじない状態です。

家庭の平和を守るため、日夜頑張っています。

 

にんにくを冷凍すると透明・変色に:まとめ

 

いかがでしたか?

にんにくは疲労回復に効果があるので、食事に上手に取り入れていきたいですね。

でも、毎回下処理は面倒です。冷凍庫を上手に使いましょう。

 

また、切ったにんにくを使いきれなかったときは、しょうゆ漬けにしたり、オイル漬けにしたりしましょう。

それぞれに風味が移って、にんにくを切らしたときでも、調理に使えます。

料理は楽しみです。負担に感じないように工夫しましょう。

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