
ただ、レバーは苦手だと言う声をよく耳にします。
ある貧血気味の方から「レバーが苦手だから、ほうれん草を積極的に摂ってる。」という話を聞いたことがあります。
ほうれん草は、レバーに負けず劣らず、赤血球をつくるために必要な鉄分が豊富に含まれています。
そのため、もしレバーが食べられなくても大丈夫です。
女性に多いとされる貧血ですが、予防という意味でも効果的なので、家にあると便利ですよね。
実は、ほうれん草は鉄分が多いだけでなく、とっても栄養価の高い野菜なんです。
ほうれん草を買うときは、葉がみずみずしく、茎は太すぎなくてしっかりしているものがおすすめです。
根がピンクのものは甘味があるので、根まで美味しく食べられます。
そんな栄養たっぷりのほうれん草についてご紹介していきます。
冷凍ほうれん草のおいしい解凍方法
おいしくて、栄養が豊富なほうれん草ですが、
冷蔵庫で保存していると、いつの間にか葉の部分がしなしなに…。
という経験ありませんか?
私は、そういったほうれん草を見つけると、
「あらら~…やっちゃった…。」と、悲しくなるのですが、
そうなってしまう理由は、ほうれん草は、葉の部分から水分が抜けてしまうため、
2~3日でしなしなの状態になってしまいます。
お野菜が生きている証拠なのですが、こんな風になってしまう前に、
葉がしっかりとした新鮮な内に冷凍できていると嬉しいですよね。
冷凍して売ってあるほうれん草だと、そんな心配がなく使えて便利です。
ちなみに、冷凍されて売られているお野菜は8割が加熱してあるので、
使う時は、レンジで解凍して使ったり、もちろん自然解凍でも利用できます。
自然解凍だと、量にもよりますが、大体2時間位を想定しておくといいと思います。
私は、お弁当に凍ったまま入れて、食べる頃には解凍されているので、
緑が欲しい時には、ちょこっと入れたりします。
レンジだと、1分ぐらいですが、レンジに入れる時には、
氷や霜をとってから温めるようにすると、水分が出過ぎずに利用できます。
スープなどには、凍ったまま入れてしまえますので、
解凍の時に溶け出た栄養素もそのまま逃がさずに食べられるので、
私は、スープに使うことが多いですよ。
冷凍保存によって、栄養価がなくなるということもありませんので、
安心して料理に使えて便利です。
冷凍ほうれん草の使い方・調理方法
私は基本、凝った料理はしません。
平日は、特に時間に追われているので、時短、美味しいがモットーです。
ですので、呪文のような名前の小難しい料理は期待しないでくださいね。
ほうれん草の調理方法について、こちらでも解説しておりますので、併せてご参考ください。
ということで、ザ・家庭料理を紹介します。
ちりめんじゃことコーンでおひたし
冷凍ほうれん草はどうしても、水分が出てくるので、炒め物には向きません。
ですので、私はおひたしにしてしまいます。
冷凍ほうれん草を使う分だけ出して、自然解凍します。
この自然解凍も、朝食べたいなら、前日の夜に。
夜に食べたいなら、その日の朝に、冷凍庫から冷蔵庫に移しておきます。
料理を始める時に冷蔵庫から出して、解凍させるのですが2時間もかかりません。
解凍してる間に他の調理に向かえますし、
解凍できたら、ちりめんじゃこと、コーン缶のコーンを入れて、
めんつゆで味付けして完成です!これがまた美味しいんです。
ちょっと手を加えるだけでできてしまう、
冷凍のものを使うからこその時短の一品です。
ちりめんじゃこの塩とコーンの甘味があって、あまりめんつゆを入れなくても、
しっかり味がついていて、カルシウム・炭水化物も摂れ、
普段あまり野菜を好んで食べない子供が、
「これ美味しいわ!おかわり!」とパクパク食べてくれる大好評の一品です。
スープに一手間加えて
コーン缶を一度に使い切る事ができないので、
次の日に、
- ウインナーかベーコン
- 冷凍ほうれん草
- コーン
- 玉ねぎ
- もやし
など、野菜は冷蔵庫の中と相談しつつなんでもOK!
お鍋にお水を入れて、火の通りにくい物から入れ、
コトコト火にかけ、コンソメと塩、コショウで味をととのえて、
これだけでも、もちろん美味しいですが、
たまにはちょっと違うのも良いんじゃない?という気分の時は、
熱々のコンソメスープを盛りつけたら、とろけるチーズをのせて下さい!
これもまた美味しいです。
チーズをのせる時は、エリンギ、しめじなどのきのこ類を入れると、
食感もあって、とってもオススメです。
具だくさんにすることで、たくさん他の栄養もとれますし、
身体も温まりますから、身体に嬉しいですよね。
同じような材料だったら、シチューでも、グラタンにでも応用ができますし、
時間と、その週の予定との相談で決めています。
冷凍ほうれん草、豆腐、玉ねぎ、などなどお好みの材料で、
お味噌汁にしても、もちろん美味しいですよ!
冷凍ほうれん草は、使い勝手がよくて時短にもなるので、
忙しい毎日にとっても役立ってくれます。
生のほうれん草、湯通ししたほうれん草、どちらも家で冷凍保存ができますので、
生のほうれん草を買ったり、いただいたりした時は、
新鮮な内に冷凍しておくと、便利に活用できますよ。
冷凍ほうれん草の使い方!解凍方法と調理法は?:まとめ
ほうれん草は栄養も豊富ですので、どんどん食べて欲しい野菜ではあるのですが、
我が家には、野菜嫌いな子供がいるため、どうしても、子供に寄せた調理方法になってしまいます。
どんな調理方法でも食べて欲しいのが本音ですが…。
ほうれん草をお味噌汁にするとあまり食べないのに、
おひたしと、コンソメスープは、本当にビックリするぐらいに食べてくれます。
また、離乳食でお悩みの方はこちらでも解説しておりますので、併せてご参考ください。
料理の中にほうれん草を加えるだけで彩りも鮮やかになりますし、
「何か一品欲しいな~。」と思う時にサッとできるので、冷凍庫にこういったお野菜があると重宝しますよ。