
意気込んで1本買ったはいいけど、家に帰り野菜室にしまおうと開けてみると…!!他のお野菜達が入っていて入れられない!
結構色んな野菜って冷凍にできるし、大根も大丈夫なんじゃないか!?と考え、特に調べもせずにその日に使う分だけ取り、後は冷凍庫へ入れたことがありました。
次の日、早速冷凍した大根を利用しようと、解凍すると…。
あれ~!?ブヨブヨしてる!ガーン!!ショック…。
ダイエットには生のまま食べるのが良いということだったので
サラダにしたかったのですが、サラダには使えそうにないので、煮ものにすることにしました。
でも、煮る時間が浅かったからか、正直美味しくなかったです。同じような経験された方いらっしゃいますよね…?
良かったら、今後の大根保存の参考にしてみてくださいね。
大根の冷凍がまずいし食感がぶよぶよに!原因は?
あんなにズッシリ、しっかりした大根が、冷凍したことによってブヨブヨになってしまうのでしょうか。
そんな原因は大根の細胞が冷凍することによって、破壊されてしまうためなのです。
その破壊によって、細胞液が流れてしまうため、ブヨブヨになってしまう。
大根に限らず、根菜類は冷凍にはあまり向いていないですが、
大根って本当に場所をとるし、冷凍する良い方法があるなら、知っておきたいですよね。
大根の冷凍がまずいしぶよぶよになってしまう対策は?
冷凍した大根と上手に付き合うには、煮ものや炒め物など、調理した時にクタっとなり、味をしっかり付ける物に利用することです。
実は冷凍した大根は、生のままで使う大根より味が染みやすいですし、食感は歯がなくても食べられそうなくらい柔らかくなります。
私が冷凍大根を煮物にした時に、美味しくないと感じてしまったのは、ぶよぶよ大根がどうなったかと気持ちが焦るばかりで、
基本薄味が好きな上に、味がまだちゃんと染みてない時に食べてしまったからです。
せっかちな性格がでてしまい、トホホな経験でした。
大根を冷凍した後も復活させられる?
では、冷凍後の大根は、元の状態に戻せるものなのでしょうか?
これは、残念ですが、戻りません。
どうしても、冷凍にしてしまうと、細胞が破壊されます。
一度壊れた細胞は元に戻ってはくれませんので、食感のないものとなってしまいます。
このことを、頭に入れておき、冷凍の大根と上手に付き合いましょう!
そもそも大根は冷凍できる?正しい大根の冷凍方法
大根は冷凍には向きませんが、向かないというだけで、冷凍可能のお野菜です。
加熱処理をしてから冷凍にするお野菜が多い中、
大根は加熱処理後のものももちろん冷凍できますが、生のままでも冷凍できます。
加熱調理した後、例えば煮物にした場合の冷凍方法は、こちらをご覧ください↓
サラダなどの、生のまま食べるものには冷凍した大根は向きませんが、加熱して使うことが多いという方には、
料理の時短にもなりますので、冷凍の大根を普段から置いておくと、便利だと思います。
大根を冷凍するときは、おでんなら輪切りが良いでしょうし、煮ものや炒め物に利用するのであれば、イチョウ切りにしておく。
など、切り方を変えて冷凍することもおすすめです。
冷凍にする場合、下茹でした方がいいのかどうかですが、これは、その調理方法によると思います。
半解凍のままだと、大根おろしにもできますので、
大根おろしにしたいのであれば、下茹ではしないですし、
煮もの等の下茹でが必要な調理に使うのであれば下茹でしておいた方が、使う時にその手間が省けます。
加熱処理した大根でも、生大根のまま冷凍するにしても、
使う分ほど小分けにし、空気が触れないようにラップや、真空パックなどを利用して、冷凍庫へ入れましょう。
冷凍庫で保存する場合は1ヶ月程日持ちしますよ~!
大根を冷凍した後の解凍方法
冷凍した大根を使う時は、大根おろしにしたければ半解凍の状態にして、すりおろして下さい。
カチカチに凍った状態ですりおろすと、細かくなりすぎますし、
完全に解凍してしまうと、固さがなく、ブヨブヨとしてしまいますので、すりおろしにくくなってしまいます。
ですので、大根おろしに使う時は半解凍をおすすめします。
冷凍大根を煮物や炒め物に利用する時は、
凍ったままお鍋やフライパンに入れて調理ができますので、いちいち解凍する必要もありません。
ですが、解凍して使う場合、自然解凍をしてから使用すると、苦みや辛みが強くならないですが、
電子レンジや流水で解凍すると、苦みや辛みが強くなってしまいますので、
大根の苦みや辛みが苦手な方は、解凍方法に注意して利用してくださいね。
冷凍以外の大根の長期保存方法
冷凍のブヨブヨとしたのが、どうしても苦手だし、できることなら、生のまま大根を食べたい!
冷凍の他に大根の長期保存ってできないものなのかな?
さすがに冷凍保存の1ヶ月とはいきませんが、冷蔵庫で2週間程保存できる方法があります。
そもそも、大根って土の中でどんな状態なのか、知ってます?
葉の部分が土の外で、白い部分は土の中で立つように植わっています。
ということで、同じように冷蔵庫の中でも大根が立つように保存することです!
縦に伸びようとする野菜を、横にして保存してしまうと、
立ち上がろうとその分無駄に水分と糖分を浪費してしまうので、旨みや水分が早く抜けて、
保存期間が短くなってしまうのです。
ですので、冷蔵庫で保存する場合は、牛乳パックやペットボトルを切ったものに、
立てて保存すると、大根に負担がなく、長く保存ができますよ。
保存の最適温度は0~5度位で、湿度は95%位です。
ですので、冷蔵室が適しています。乾燥に気を付けて保存しましょう。
大根の冷凍がまずいしぶよぶよの時の原因と対策!:まとめ
大根との付き合い方が、少し変わりそうじゃないですか!?
買ったら、2週間くらいで使い切れそうな分を冷蔵保存して、
それ以外のものを冷凍保存へしておくと、1本を無駄にせず使えそうですよね!
私もこれで上手に大根ダイエットと向き合えそうです!また明日から頑張るぞ~!