
きゅうりは6〜8月が旬です。
実のほとんどが水分ですが、カリウムやビタミンK、ビタミンCも含まれており、
夏の水分補給や熱がこもった体を冷やす効果が期待できます。
また育てやすいので、家庭菜園で育てている人や、
最近では夏の日差しを遮るグリーンカーテンとして育てている人も多いです。
ただ、育てやすい反面、たくさんできて困る人も多いのではないでしょうか?
ここでは、きゅうりの保存方法について、とりわけ使いかけ・切った場合についてご紹介します。
きゅうりの適切な保存方法
夏野菜ということで、低い温度もあまり得意ではない、きゅうり。
そのため、地域によっては冬は風通しが良い場所で常温保存も可能です。
その他の季節は、冷蔵庫での保存が一般的ですが、
大きな冷蔵庫であれば、野菜室がいいです。
冷蔵庫で保存する場合は、常温のときと同様、ビニール袋から取り出して、
きゅうりの水気をきっちりふき取り、1本ずつ新聞紙かキッチンペーパーで包みます。
その後、きっちりラップをします。
冷蔵庫には立てて入れる余裕なんてないことがありますので、
ドアポケットに入れるなどしてへたの部分を上にしておけたらなおいいです。
立てておけなくても、この処理をしていたら10日間後、
立てておけたら最大で2週間は持つようになります。
ビニール袋に入れたままの保存方法だと、きゅうりの水分が出てしまいやすく、
そのきゅうり自体が出す水分で悪くなるため、4日ほどで限界がきます。
縦に長い野菜ですので、横にねかせ保存したくなりますが、
できればへたを上にして立てて保存しましょう。
きゅうりは熱にも水にも弱い野菜なので、ラップやビニール袋に入れて保存しましょう。
また、急激な温度変化、特に低温には弱く、冷やし過ぎるとビタミンCが壊れるので、
10~15度で冷蔵庫の野菜室に立てて入れれば、4~5日は保存可能です。
寒い冬場には冷蔵庫で保存せずに、風通しの良い冷暗所で保管するのが最適です。
冷凍庫できゅうりを保存する方法もあります。
冷凍保存する場合は、ちょっと変わります。
解凍後は柔らかくしなしなの状態になるために
酢の物やあえ物、ポテトサラダの具にはそのまま使えますが、
普通のサラダの具に使っても決して美味しくはないです。
柔らかくしなしなの状態になってしまうと言うことで、
薄く切るのが非常に難しいですから、
冷凍するならば先に用途を決めて切ってしまったほうがいいです。
きゅうりの保存方法:使いかけ・切った場合
きゅうりは、熱にも水にも弱い野菜です。
急な温度変化、特に低温にさらされると痛みやすくなります。
また、冷やしすぎるとビタミンCが壊れてしまいます。
そのため、冷やしすぎを防ぐためにラップやビニールに包んで冷蔵庫で保存します。
表面に水分があるとそこから傷み始めますので、よく水分は拭いてください。
それから、できれば一本ずつキッチンペーパーで包んでからラップでつつむと万全です。
野菜室で立てた状態で保存すると、長持ちしますよ。
きゅうりが使いかけの状態である場合、
断面が空気に触れないようにラップでくるんでください。
密封できる保存袋や保存容器に入れましょう。
きゅうりは切った状態だと、長持ちはしません。
どうしても長期間保存したい場合は水分を絞って冷凍保存したり、
塩もみをして保存してください。
きゅうりの保存期間・賞味期限:使いかけ・切った場合
きゅうりの保存期間は、先程述べた方法で保存すると約1週間が賞味期限となります。
ただ、きゅうりの足は早く、1週間持たないものも多いです。
4、5日もたつと、気づいたらシナシナになっている、なんてこともあると思います。
きゅうりは傷んでも、なかなか見た目には分からないことが多いです。
切ってみて、全体的に白かったり、変な液が出る、異臭がする、黄色や茶色に変色している、
などの変化がないか確認してから調理してください。
黄色や茶色に変化しているのが一部であれば、それ以外は食べることができますが、
火を通してからの方が安全と言えます。
水分がカスカスしている状態は、一応食べられますが、
生では味が落ちているので、炒めたり煮たりして食べてください。
丸ごとのきゅうりの賞味期限について、もっと詳しくはこちらの記事をどうぞ↓
使いかけのきゅうりの場合は、買ってから1週間以内に食べてください。
そして切ったきゅうりは、スライスしたものであれば1〜2日程度となります。
大きめに切ったきゅうりでも、数日と思ってください。
断面から濁った液体が出ているような状態のきゅうりは、食べないようにしてください。
使いかけ・切ったきゅうりを長持ちさせるための保存方法
使いかけや切ったきゅうりを長持ちさせるための保存方法としては、
冷凍保存という方法があります。
冷凍保存すると1ヶ月くらいは持ちますが、水分が減ってしまうので、
生で食べるよりは、和え物などにすると良いと思います。
塩もみすると1週間くらいは日持ちします。使用の際には、塩を水で洗ってからにしてください。
ただ、包丁が加わったきゅうりは長く保存はできないので、
すぐに使うようにしましょう。
個人的には、たくさんきゅうりがあって、長期保存する必要がある場合は
早めに漬物やピクルスにしてしまう方が良いと思います。
なお、冬にきゅうりを保存する場合には、
風通しの良い冷暗所であれば常温で保存が可能です。
この場合も立てた状態の方が長持ちしますが、
やはり1週間程度で食べるようにしてくださいね。
きゅうりの保存方法 使いかけや切った場合:おわりに
きゅうりの保存方法についてご紹介しました。
一人暮らしを始めた時はきゅうりが安いためたくさん買ったことがありましたが、
残念なことに食べきる前に傷んでしまうことも多くありました。
夏のみならずいつも安く手に入るので、一人暮らしには強い味方となる食材です。
傷ませないように工夫して、活用していってください^^
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