りんごを保存する時に上下は関係ある?正しい保存の仕方とは?

りんごを保存する時に上下は関係ある?正しい保存の仕方とは? りんご

ほどよい酸味と丁度良い甘さ、シャキシャキした食感がたまらなく美味しい果物「りんご」。

スーパーなどで、ほぼ一年中購入できて、私たちにとても親しみのある果物のひとつです。

生で食べてももちろんOK、りんごジュースやサラダ、ジャムやアップルパイなどのお菓子、すりおろしてカレーに入れるなど、りんごは家庭料理でも大活躍です。

 

イギリスでは「1日1個のりんごは医者を遠ざける」という古いことわざがあるとおり、りんごは栄養面でもたいへん優れています。

私たちの健康維持に一役買ってくれる果物です。

りんごだけがもっている「リンゴポリフェノール」は活性酸素をおさえて、がんの予防に効果があるといわれています。

また、実だけではなく、りんごの皮の部分に含まれる食物繊維の「ペクチン」は整腸作用があり、コレステロールを排出する働きをしてくれます。

 

嬉しいことに、りんごは比較的日持ちがしやすい果物です。

りんごの「美味しさ」も「栄養分」も・・まるごと上手に保存する方法を考えてみましょう。

 

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りんご保存時、上にするのはどの部分?

 

ところで、りんごを保存する時は、どの部分を上にしていますか?

軸のある方が上、それともおしりの方でしょうか?

あまり深く考えず、普通に、ゴロンと保存していますよね。

 

実は、りんごのヘタ(枝とつながっていた部分)

のある方を下にして保存すると、長持しやすいのです。

 

・・というのは。

りんごは、収穫された後も、私たちと同じように呼吸をしています。

呼吸をして、どんどん熟成していきます。

熟成が進み、腐敗に近づいていくのです。

 

りんごの老化や軟化を防ぎ、腐敗を遅らせるにはどうしたら良いでしょう。

それは「りんごの呼吸を抑えることです!」

 

りんご保存時、下にした場合どうなるの?

 

りんごは、主にヘタから酸素を取り入れて呼吸をしていています。

りんごのヘタの部分の呼吸量は全体の8~9割と大変多くなっています。

 

この呼吸量の多い「ヘタの部分」を下にすることで、呼吸が抑えられます。

呼吸が抑えられると、熟成するのも遅くなり、

品質が落ちにくく、長持ちしやすくなるというわけです。

 

りんごは、「エチレン」と呼ばれる食物ホルモンにより成長していきます。

収穫された後も、呼吸をしながら、「エチレンガス」を放出し続け、

熟成し、やがて腐敗していきます。

 

このりんごが出す「エチレンガス」が、成長ホルモンのような働きをして、

他の野菜や果物の熟成を早めることがあります。

熟成するのに時間がかかるキウイフルーツや、青いバナナなどを

りんごと一緒に入れると、早く「食べごろに」なりますが、

メロンや洋なしなどは一気に熟してしまい、保存状態が悪くなってしまいます。

 

冷蔵庫で、他の野菜や果物と一緒に保存する時は、

熟し過ぎて、傷めてしまわないように注意が必要です。

 

りんごを長期保存するには温度の上下の調整が必要

 

りんごは、温度や湿度に注意して保存すると

長期間、美味しい状態で食べることができる果物です。

りんごは温度の変化を嫌う果物です。

保存に最適な温度は0~5度ほどといわれています。

 

外での保存は、どうしても昼夜との温度差が出てしまいます。

保存場所には、室内の直射日光のあたらない、風通しの冷暗所が適しています。

温度差の激しい場所は避けるようにしましょう。

 

りんごは、乾燥にも弱い果物です。

水分が失われると、みずみずしい美味しさも同時に失われてしまいます。

おおよそ85~90%の湿度が適しているといわれています。

暖房が効いた部屋は、暖かくても乾燥していますので避けた方が良いでしょう。

 

また、冷蔵庫は昼夜・季節に関係なく、温度は一定ですが、

乾燥しやすい場所でもあるため、りんごは「むき出しにしない」

ように保存すると良いでしょう。

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りんごの正しい保存方法

 

一年中、店先で見かけるりんごですが、

秋から冬にかけて、一番多く出回っています。

この時期は、常温での長期保存がしやすい時期でもあります。

 

りんごの正しい保存方法:常温での保存

乾燥を防ぐために、新聞紙やペーパータオルなどでりんごを1個ずつ包みます。

面倒でも、こうして包むことで、りんごの温度や

湿度の変化を抑えることができます。

 

風通しの良いかごなどに保存して下さい。

かごなどがない時は、ダンボールなどを利用します。

その場合、底に新聞紙を敷き、りんごが重ならないように並べて下さい。

風通しを良くするために、ダンボールのふたは閉じないようにします。

保存期間の目安は約1ヶ月です。

 

りんごの正しい保存方法:冷蔵庫での保存

りんごは18度を超えると、ぐっと鮮度が落ちるといわれています。

特に夏の暑い時期は、冷蔵庫での保存が適しています。

 

りんごは冷えすぎにも弱いため、冷蔵庫では「野菜室」に保存します。

りんごをポリ袋に入れ、袋から空気を抜いた状態で、口を閉じて下さい。

ポリ袋を二重にすると、さらに冷えすぎを防止することができます。

 

長期保存する時は、乾燥を防ぐために、新聞紙や

キッチンペーパーなどに包んでからポリ袋に入れるようにしましょう。

ポリ袋に密封して入れることで、一定の保存状態が保たれます。

 

また、りんごから出るエチレンガスにより、

他の野菜や果物が傷めてしまうことも防ぐことができます。

保存期間の目安は約2ヶ月です。

 

りんごの正しい保存方法:冷凍保存

皮が付いたままのりんごを、「まるごと冷凍保存」はおすすめできません。

保存時は、皮と種を取ってスライスします。

薄い塩水に漬け、水気をふいてから冷凍用の保存袋に、

重ならないようにして入れましょう。

 

生のまま冷凍したりんごは、解凍せず、そのまま食べることができます。

水と砂糖、レモン汁と一緒に煮て、

コンポートやピューレ状にしたものも保存できます。

保存期間の目安は約1ヶ月です。

詳しくは、こちらの記事もご参考にしてください↓

 

りんごを美味しく保存するためのポイント

 

りんごを美味しく保存するためには、

新鮮なりんごを選ぶことも大切なポイントです。

  1. 全体的にムラなくきれいに色づいていて形が良いもの
  2. 皮に張りがあって、持つとずっしりと重いもの
  3. ヘタの部分にも張りがあり、しわのないもの

 

・・などを選びましょう。

ヘタの部分が干からびているものは、水分が抜けて、

鮮度が落ちている場合があります。

 

りんごの保存に上下は関係あるのか?:まとめ

 

味だけではなく、栄養面でも優等生の「りんご」。

「ふじ」「つがる」「ジョナゴールド」などの紅いりんご。

「王林」「むつ」などの青や黄色いりんご。

種類も豊富で、味わいもそれぞれです。

りんごを上手に保存して、日々の健康につなげていきましょう。

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